2019年07月10日

「熊本盛り上げ隊パートX」に行ってまいりました

「熊本盛り上げ隊パートX」に行ってまいりました。

丸菱さんの展示会にて
 今年も7月2日(火)から4日(木)にかけて、熊本県益城町「グランメッセ熊本」で開催された【丸菱 食品機械と原材料総合展】に行って参りました。今年も例年通り(?)の大雨に見舞われましたが、来場者に影響があったようにも見えない盛況ぶりでした。
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 今年の「パン・ド・ロデヴ普及委員会」のブースでは明石克彦さんが、秋元英樹さん(コシュカ)、相良一公さん(シェ・サガラ)のサポートを得て仕込みから焼成を行いました。PR担当は、今回も事務局の松成容子と塚本有紀です。隣のドイツ人のパン屋さんMax Kugelさんのブースを借りて、仕込みから焼成が行われました。 

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明石さんはプレーンのロデヴのほかに、ドライフルーツ入りを焼かれました。またオリーヴ・ド・リュック社提供の南仏のオリーヴ入りのロデヴもジューシーで大人気でした。
 試食はロデヴのプレーンも、フリュイも、飛ぶように出ていってしまいます。丸菱さん提供のチーズ「益城」(九州産の牛乳を使用)やハムを使ったオープンサンド、松成作の味噌漬けにした「益城」と「クマンベール」も登場。試食には次から次へと手が伸び、こちらはお昼を食べる暇もありません。
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 試食のため何気なく切ったロデヴの断面に、きゃーと叫ぶ若いブーランジェールは「今までの人生で見た中で、一番すごい内相です」と興奮気味。また「これまで何度かロデヴを食べてきたけれど、今日初めておいしいと思いました」という、びっくりするような感想も聞けました。レストランでパンを提供しているが、いつかは挑戦してみたいとおっしゃる料理人の方には、9月の福岡での明石さんの講習会のご案内をしました。 
 去年よりもいっそうロデヴを知っている人は多く、「店で焼いている」や、「挑戦したい」と思っているパンの作り手が増えたように感じました。

地震から3年後の益城町
 今年は、益城町の役場を訪問しました。もともと役場のあった場所は今は更地になっていて、少し離れたところにプレハブの大きな仮庁舎が建っています。
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 役場前面の壁には、神戸のNPOが企画し地元の小学生と神戸の大学院の減災復興政策学科が作成した「くまモンネットアート」が飾られ、町民を迎えていました。黒い布地をカットしてホチキスでネットに留め、モザイク模様でくまモンを表しています。テーマである「感謝」の気持ちを込めて、ハートの絵が入っています。
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 危機管理課にお邪魔して、少しだけ話しを聞きました。もとの役場は大きな被害を受け、修繕すると50億かかるため断念。解体して更地になり、22年度の再建を目指しているそうです。ほかにも町の施設だけで58のうち48が被災。道路や橋、公園、水道、農地なども甚大な被害を受けています。一般の住宅は1万棟が被害を受け、関連死を含め45名の方が亡くなっているそうです。現在人口は被災前の1500人減の33000人ほどですが、実際のところは住民票だけ残し、別の場所に住んでいる方も多数いるかもしれないとのこと。
 庁舎だけでなく、町内には当然プレハブの仮設住宅が見受けられ、現在でもまだ1250戸(みなし仮設も含む)に人が暮らし、40%超の住宅が未再建のまま。これにはまだ地面の区画整理が進まず、従って住宅の再建に手が付けられないという事情もあるとのこと。災害公営住宅の整備も現在進んでいます。
 車を走らせ眺める風景は着々と復興が進んでいるように見受けられたので、役場の担当者にどのくらい復興したのか聞いてみました。
「復旧さえ終わっていない箇所がまだありますから、復興はまだまだです」
の言葉に、はっとさせられました。復旧と復興が別のものを指すことに気づかされ、外からみた復興と内側にいる方々の実感には大きなへだたりがあることを感じました。資料によると道路や河川、農業用地、水道など、災害復旧事業は8割未満の完了率で、耐震化やがけ崩れ対策など復興事業はまだ5%ほどしか終わっていないようです。
「なんでもない毎日が宝もの」
資料の最後に書かれているワンフレーズは、今は普通に機能する町に住んでいる私達にもあてはまる言葉。当たり前の毎日を再び築き上げるために取り組む人々のことに思いをはせる一日でした。
(報告 塚本有紀)

阿蘇大橋の今
2020年度に完成予定の阿蘇大橋が、以前の所とはすこし場所を変えて架かろうとしています。
ここまで伸びてきたので、もう少し。これがつながると、車での他県への行き来がスムーズになるため大幅に交通量が増え、南阿蘇方面の観光客ももどってくると期待されています。
 復興はそれから。加速度がつきますように。
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(報告 松成容子)
posted by 熊本情報 by パン・ド・ロデヴ普及委員会 at 19:12| Comment(0) | 日記

2018年07月25日

「熊本盛り上げ隊パートW」に行ってまいりました

2018年8月


丸菱さんの展示会にて
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 今年も7月3日(火)から5日(木)にかけて、熊本県益城町「グランメッセ熊本」で開催された【丸菱 食品機械と原材料総合展】に行って参りました。今年もやっぱり(?)台風に見舞われましたが、来場者はかなり多いように見受けられました。
 今年の「パン・ド・ロデヴ普及委員会」のブースではまず3日と4日に明石克彦さんが、秋元英樹さん(コシュカ)のサポートを得て仕込みから焼成、4日、5日は仁瓶利夫さんが仕込みから焼成までを行いました。PR担当は、今回も事務局の松成容子と塚本有紀です。隣のブースの大陽製粉の皆様もご協力くださり、バハテル社のオーヴンを使っての実演が行われました。 
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 試食はまずはロデヴのプレーンからお勧めしました。次はバターを乗せて、さらには丸菱さん提供のチーズ「益城」(九州産の牛乳を使用)やハムを使ったオープンサンドも。試食には次から次へと手が伸び、こちらは休む暇もありません。
 明石さんはプレーンのロデヴのほかに、クルミ入り、ドライフルーツ入りを焼かれました。またオリーヴ・ド・リュック社提供の南仏のオリーヴ入りのロデヴもいっそうジューシーで大人気でした。
 仁瓶さんは角型のプレーンとフリュイをたくさんご用意くださいました。ブースでは、仁瓶さんや明石さんが作業に入ると、とたんに人だかりができます。あたりは、その鮮やかな手際を熱心に見つめるパン屋さんだらけになりますが、発酵工程にはいるとさっと人がいなくなります。焼き立てが並ぶ時間になるとまた続々と人が集まってきて、お土産用も飛ぶように出てしまいました。
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 口に入れた途端に、「ひゃっ」と声が出た方は、きっとあまりのおいしさにびっくりされたのでしょう。試食をすすめているうちに、「うちのとは格が違う」と呟かれた若いパン屋さんがありました。店の他のスタッフも呼んできてひとしきり食べ比べ。「響きました」とうなるようにおっしゃいました。
 またある方は、試食のロデヴが昨日の焼き戻しであることをお伝えすると、とたんに一歩後ずさり。まさか焼き戻しがこのおいしさとは、と言葉が続かないようでした。ロデヴがますます広がっていると同時に、これからはさらにおいしいロデヴに向けて意識が高まっていくであろうことが伺えました。
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地震から2年後の熊本を見てきました。
 まずは去年に続き、大きく被災された丸菱さんの本社(益城町)をたずねてみました。前回は社屋脇のプレハブでたくさんの社員さんが働いているのが見えましたが、今年はすっかり本社社屋の補修工事が終わり、きれいに生まれ変わっていました。正式に再出発したのは今年の2月で、「今年から必ず平常に戻る」とは社長さんの弁。奥の配送センター、物流をになう子会社もきれいに完備されていて、出入りするトラックにも心なしか活気を感じます。
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 天守閣が大きく破損した熊本城にも行ってみました。もちろん中には入れませんが、ぐるりを歩いて、補修中の天守閣や櫓を見渡せるような見学ルートが確保されています。
 まだまだ土嚢が積まれたままの箇所や直近にあらたに崩れた櫓もありましたが、それでも加藤神社脇から眺める大きな天守閣の補修工事の様子はなかなかに壮観です。鉄筋で足場が組まれ、多くの職人さんたちが働く様子が見えました。各種観光用のパンフレットは、「立ち直っていく熊本の今をぜひ見に来て欲しい」と呼びかけています。」
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 2年前、地震後の7月に南阿蘇村「めるころ」さんで初めて「熊本盛り上げ隊」の活動を行ったとき、駆けつけてくださったパン屋さんの中に、同じく南阿蘇村でパン屋をしていた「パンダイゴ」の上道大吾さんのお姿がありました。お店は継続ができなくなり、休業されていたときのことでした。
 ようやく昨年秋に同じ南阿蘇村内で移転・再オープンを果たされたと聞き、行ってみました。集落内の少し高台の広い敷地に立つ建物です。あいにく台風の襲来で営業日に行けませんでしたが、丸菱展でお話を伺うことができました。まだまだ地震前の7割程度の売り上げで先行きは安心できないが、それでも地震前から協力関係にある地元農家やメディアとともに新しいことにトライされています。
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 「めるころ」さんにも行きました。こちらもやはり同程度の復活のようですが、昨秋開通した「長陽大橋」のおかげで随分と熊本市内が近くなった実感があるとのことでした。2年後の2020年にはいよいよ「阿蘇大橋」が開通すると報じられ、大きく期待されているとのこと。これを機に休業中だった旅館なども復活して、観光客が戻ることも期待したいところです。
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 パン・ド・ロデヴ普及委員会でも、この開通時を目指して「熊本盛り上げ隊」の活動の着地点とすることを考え始めています。そのときにはぜひみなさんも熊本を訪れてください。
 阿蘇周辺を走ってみると、他にも複数の橋が改修されたり、崩れた山の法面も補修工事がなされたりしている様子が見えました。まだまだ元通りには遠いのでしょうが、今年は着々と復活への歩みを見ることができました。
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(報告 塚本有紀)
posted by 熊本情報 by パン・ド・ロデヴ普及委員会 at 17:35| Comment(0) | 日記

2017年05月15日

熊本盛り上げ隊第2弾

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ゴールデンウイーク中の5月3日4日、
南阿蘇村の「めるころ」に、技術顧問の仁瓶利夫さんが「一人盛り上げ隊」に行ってくださり、パン・ド・ロデヴが次々と焼かれました!

客足もまずまずあったようです。元通りを目指して、お店では引き続き努力が続けられています!!
posted by 熊本情報 by パン・ド・ロデヴ普及委員会 at 12:42| Comment(0) | 日記